詳しい人が1人いる会社は、なぜ強いのか
大規模なシステム開発ではなくても、社内に少しITやDXに詳しい人がいるだけで、日々の業務改善スピードはかなり変わります。
以前の記事でも書いた通り、
「これ、社内にちょっと詳しい人がいたら自分たちで出来るのにな」
と思うケースは結構あります。
やはり常々感じるのは、
この進め方、イケてないなと思える人が社内にいるかどうかは大きい
ということです。
この視点を持つ人がいると、
「これ無駄じゃない?」 「毎回これやる必要あります?」
みたいな会話が、自然と出てきます。
もちろん、全部が大規模なシステム開発の話ではありません。
ちょっとしたフォーム化だったり、転記作業の削減だったり、ChatGPTを使った整理だったり。
そういう“小さい改善”が、日常的に発生しています。
でも、この小さい改善って意外と効きます。
毎日5分かかる作業が減るだけでも、積み重なるとかなり大きいですし、何より「無駄を減らそう」という空気自体が社内に生まれます。
ただ、この“改善できる視点”って、ITリテラシーが無いと育ちづらいとも思っています。
そもそも、
「どこまで自動化できるのか」 「どんなツールがあるのか」 「AIで何が出来るのか」
を知らないと、
「改善できる」
という発想自体が出てくることはありません。
なので、ITリテラシーと、改善できる視点は、結構表裏一体ではないかと思っています。
最近は、生成AIや各種SaaSなど、便利なもの自体はかなり増えました。
ただ、
「導入したけど、結局使われなくなった」
みたいな話も結構あります。
結局重要なのって、
“業務を理解している人”が、ITやDXにも少し強い
状態なんだと思っています。
現場を知らないと、
「誰が使うのか」 「どこが本当に面倒なのか」 「実際どう運用されるのか」
が分からないので、ツールだけ導入しても上手く回らないことが多いです。
あと、社内に詳しい人がいると、単純な外注費以外のコストもかなり減ります。
例えば、
「ちょっと改善したいだけなのに、説明と調整が面倒」
みたいな点です。
システム開発の外注となると、実際の作業以外にも、
「何をしたいのか」 「どういう運用なのか」
みたいな認識合わせのコストが結構大きいです。
社内に詳しい人がいると、この辺りがかなりスムーズになります。
もちろん、全部を自社だけでやる必要は無いと思っています。
ただ、
「自分たちで改善できることは自分たちでやる」 「難しいところは外に相談する」
ぐらいのバランスが、現実的にはかなり強いです。
その為にも、
“社内で改善できる人”
を少しずつ増やしていくことが重要なんじゃないかと思っています。
「社内ツール内製のお手伝い屋さん」では、
開発現場で実際に対応しているエンジニアが、貴社担当者の伴走役として、AI活用や社内ツール、業務改善、小規模自動化などを一緒に進めていきます。
一方で、実際に運用を始めると、
「動く」と「安全に運用できる」は別の話だったりもします。
権限管理や個人情報、データ設計など、“ちょっと詳しい”だけでは判断が難しい領域もあります。
特に最近は、生成AIやノーコードで簡単に作れるようになった分、
「動くけど危ない」
みたいなケースも増えている印象です。
このあたりについては、また別の記事でも書こうと思います。